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【フリーランス適性診断】伸びる人、伸びない人の違いを徹底解説

2023.01.11

freenote編集部

フリーランスは非常に魅力的な働き方ですが、もちろん誰にでも合っているというわけではないため、全ての人におすすめできる働き方ではありません。そこでこの記事では、フリーランスの適正診断として、フリーランスとしての働き方の方が伸びる人、逆にフリーランスになると伸びない人の特徴について詳しく解説していきます。

「フリーランスは魅力的。だけど、自分は本当にフリーランスに向いているのかな・・・」という疑問や不安を抱えている方は、是非参考にしてみてください。

伸びるフリーランスの特徴

では早速、伸びるフリーランスの特徴について詳しく見ていきましょう。

言われたことを素直に実践する

フリーランスとして活動していると、クライアントからのお叱りや、同じ分野で成功しているフリーランスの方からアドバイスをもらうことがあります。この時に、素直にそれらのアドバイスやフィードバックを飲み込み、実践できる方はフリーランスとして成長できる可能性が高いです。

そして素直な人は、自分の知識や経験に自信過剰にならず、常に新しい情報や知識を受け入れる姿勢を持っているものです。あとは何ごともまずはやってみる。この精神がフリーランスにはとても重要になってきますので、是非意識してみてください。

将来のビジョンがはっきりしている

将来のビジョンがはっきりしていることも、フリーランスとして成長するためにかなり重要な要素です。自分が将来どうなりたいのか、何のためにフリーランスとして活動しているのかが明確になっている方は、それを達成するための戦略やアクションプランを持っており、寄り道をせずに目標に向かって最短距離で進んでいけるようになりますので、成功する可能性が高いと言えます。

自分に自信がある

伸びるフリーランスは、自分に自信があります。自分に自信がある方は、「とにかくやってみよう」「きっと成功するはずだ」というマインドを持っていますので、新しいことにどんどん挑戦していきます。

新しいことに挑戦すると、経験や知識が積みあがっていきますので、フリーランスとして生き残るための術を身につけやすくなり、成功しやすくなります。

また、自らのスキルやサービスをクライアントに売り込む場合に、アピールが自然と強化され、クライアントに対して自分の価値を伝えやすくなります。

自分の提供するサービスやスキルに自信を持つことで、それがクライアントにも伝わります。クライアントとしては、やはり自信のあるフリーランスに仕事を任せたくなるものです。ただ、自信過剰になると、自己中心的な行動や他者の意見を無視する傾向になるため、注意が必要です。バランスの取れた自信を持つことが、フリーランスとしての成功に繋がります。

現状に満足しない

フリーランスとして活動し続けるためには、現状に満足しないことが大切です。ある程度の成果を得られた後も、「まだまだこれからだ」と思える方は、フリーランスとして伸びていきます。これはモチベーションの持続にも繋がります。特にフリーランスは自らを鼓舞する必要がありますので、この点は非常に重要です。

現状に満足せず、どんどん行動、あるいは挑戦していくことによって、ビジネスの幅や規模を広げられるようになりますので、必然的に収入も増えていくのです。

リスクを取れる

フリーランスとして成功するためには、リスクを取ることが大切です。リスクと成功は表裏一体であり、多少なりともリスクを取らないと、大きな成功は望めません。人が恐れてやらないようなことに平気で挑戦できる方は、フリーランスとしての伸びしろがあると言えるのです。

ただし、何でもかんでもリスクを取って挑戦すれば良いということではなく、自分に合った適切なリスクを取る必要があります。例えば、フリーランスになりたての方が1000万円の借り入れを行って大きく投資をするのはリスクが高すぎると言えるでしょう。

自分が許容できるリスクを正しく見極められるかどうかも、フリーランスとしての適性を判断するうえでの重要な指標となるのです。

リスクへの対応力全てのビジネスにはリスクが伴いますが、自信を持っていると、そのリスクを受け入れて挑戦する勇気が湧きます。また、もし失敗しても、次にどうすればいいのかを冷静に考えることができます。

行動力がある

行動力がある方も、フリーランスとしてどんどん伸びていきます。先ほども解説したように、行動力があるフリーランスは、行動力がないフリーランスよりもはるかに早く経験と知識を積み上げていきますので、成功する可能性が高くなるのです。

行動していく中で、失敗してしまうことがあるかもしれません。ただ、失敗というのは絶対に無駄にはならず、その後のフリーランス人生における大きな糧となりますので、興味があることにはどんどん挑戦していきましょう。

GIVEを意識している

伸びるフリーランスに共通しているのは、必ずGIVEから始めているということです。GIVEというのは、与えるという意味です。フリーランスの中には、「稼ぎたい」「成功したい」という思いから、自分が与えるより先に、相手から受け取ろうとしてしまう方もいます。このような方のことを、TAKER(テイカー)と呼びます。

伸びるフリーランスは、与えることによって受け取れるというロジックを理解していますので、自分が受け取る前に多くのものを相手に与えているのです。このようなことから、相手を喜ばせたり、満足させたりすることを優先できる方は、フリーランスとして伸びていくと言えます。

自己管理能力が高い

フリーランスの活動は、会社勤めとは違い多くの業務を自らの判断と責任の下で遂行する必要があるため、自己管理能力は伸びるフリーランスの特徴となります。そしてこの自己管理能力は、フリーランスの成功と密接に関わっています。

時間管理
自己管理能力の基盤とも言えるスキルです。フリーランスは自らの時間を効果的に使い、業務を計画的に進める必要があります。デッドラインを守るためには、日々のタスクを明確にし、優先順位をつけることが欠かせません。

健康管理
長時間の作業や夜遅くまでの仕事は、体調を崩す原因になります。そのため、健康管理はフリーランスとしての生産性や持続力を維持する上で欠かせない要素です。適切な休息や食事、運動を取り入れることで、最高のパフォーマンスをすることが可能となります。

金銭管理
フリーランスの収入は不安定であることも多いため、金銭管理のスキルも非常に重要です。収入の波がある中でも、しっかりと家計簿をつけ、貯蓄や投資を行い、将来への備えをしておく必要があります。

メンタル管理
フリーランスは孤独感を感じることも多い職種です。そのため、メンタル管理を意識して、ストレスをうまく解消する方法や自己肯定感を保つ方法を見つけることが大切です。

自己管理能力の高いフリーランスは、多くの業務や課題に柔軟に対応することができるため、必然的に成長幅が伸びていくのです。

伸びないフリーランスの特徴

では次に、伸びないフリーランスの特徴について詳しく見ていきましょう。これから紹介する項目に思い当たる点があったらフリーランスとしての成長を妨げる可能性があるので注意してください。では次に、伸びないフリーランスの特徴について詳しく見ていきましょう。これから紹介する項目に思い当たる点があったらフリーランスとしての成長を妨げる可能性があるので注意してください。

安定志向が強い

この記事を見ている方の中にも、「フリーランスになった後も安定した収入を得たい」と考えている方は多いと思います。しかし、フリーランスになったばかりの時は、案件の数が安定せず、なかなか収入が安定しないことも多いです。

フリーランスには、そもそも収入の保証もありませんし、ボーナスもありません。しかしうまくいけば、会社員の時の給料の○倍を稼ぐこともできます。そのため、このような状況をポジティブに考え、向上心を持って挑戦し続けられる方が、やはり向いていると言えます。

また、中にはある程度成果が出た段階で現状維持に走ってしまう方もいるのですが、維持は衰退という言葉があるように、現状維持に注力してしまうと、少しずつ衰退していきます。

新しいことに挑戦するのが苦手な方や、現状に満足してしまいがちな方がフリーランスになると、後悔したり、挫折したりする可能性が高くなりますので注意が必要です。

逃げ癖がある

フリーランスは自由な働き方ですが、その分責任も重いです。例えば、仕事でトラブルが発生した場合は、全て自分で対応しなければなりません。時には、プライベート中に対応しなければいけなかったり、夜中まで対応に追われたりということもあります。

逃げ癖がある方は、このようなトラブル、イレギュラーな事態が起こった時に、「何とかして責任を逃れられないか」と考えるようになってしまうため、フリーランスとしては伸びていかないのです。

また、案件を受注した際、思っていたものと違った場合の見切りが早すぎる時があります。「思っていたより○○だったので…」といってすぐに見切りをつけて案件をキャンセルするフリーランスが多くいますが、実際は「もっと効率を高める方法はないか?」「こういう切り口でのアプローチはどうか?」「クライアントに相談してみよう」など試行錯誤して対処することで、事態が好転することはよくあります。

もちろん、案件募集と実際の依頼時で案件の内容自体が大きく食い違っていたら問題ですが、ただ自分でイメージしていた内容と違った場合に、何もせずすぐに見切りをつけて「自分にはできない」と逃げてしまうのは、伸びないフリーランスの特徴だと言えるでしょう。

柔軟性がない

物事を柔軟に考えられない方も、フリーランスとしては伸びていきません。中には、自分のこだわりを曲げられない方や、自分の中の正解を貫き通そうとする方もいるのですが、フリーランスとして活躍するためには、クライアントの希望やイメージを実現する必要があります。

クライアントの希望やイメージを完全無視して、自分のイメージや正解を頼りに仕事を進めてしまうと、大きなトラブルに発展する可能性が高くなりますので注意してください。

指示待ちの姿勢を持っている

会社員からフリーランスに転向する方に多いのですが、指示待ちの姿勢を持っている方はフリーランスとして伸びていきません。なぜなら、フリーランスは会社員とは違い、全ての決断や判断を自分で行う必要があるからです。

中には、クライアントからの指示を待ち、言われた事だけをやっているフリーランスもいるのですが、このような方はクライアントから特別な存在だと思ってもらえません。要するに、信頼を得られないということです。

クライアントからの信頼を得られないということは、継続での依頼が貰えなくなるということですので、指示待ちの姿勢ではなく、提案ベースで話を進めていくようにしましょう。

また、指示待ちの姿勢は、受け身の姿勢にも通じます。

現代のデジタル時代、情報は常に更新され、新しいスキルやツールが次々と登場します。それらを自分から積極的に学び取らなければ、取り残されるリスクが大きくなります。受け身の姿勢は、新しいチャンスや収入の源泉を見逃す原因となるのです。

コミュニケーション能力が低い

「○○は△△ですか?」や「○○を△△してください」という質問や指示をきちんと理解しないまま誤ったものをクライアントに度々アウトプットしてしまう方がいます。これはクライアントの時間を奪うことになり、さらにはストレスを与えてしまう原因となります。

クライアントとの関係構築はフリーランスの仕事の質や継続性に直結します。コミュニケーション能力が低いと、クライアントのニーズや期待を的確に把握することができず、結果的に仕事の品質に影響する可能性が高まります。また、長期的な取引や紹介を得るチャンスを逃がすことにも繋がりかねません。

まとめ

フリーランスには適性があり、向き不向きがあります。そのため、物凄いスピードで伸びていく人もいれば、いつまで経っても伸びない人もいます。

これからフリーランスに挑戦したいと考えている方や、フリーランスとしてなかなか成果が出ないと悩んでいる方は、今回紹介したことを参考にしながら、フリーランスとして伸びる人になるにはどうすればいいのかということをしっかりと確認し、行動に移していきましょう。

また、フリーランスとして伸び悩んでいる方に、どうしていったらいいか?という解決策を提示した記事も作成してあります。合わせて読んでいただくと効果的ですので、どうぞご確認ください。

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