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Web系のフリーランスはぜひとっておきたいおすすめのWeb関連資格8選

2022.03.04

freenote編集部

リモートワークの普及や副業OKの企業の増加やフリーランスとして独立する方の増加で個人で仕事を請け負う機会がどんどん増えていますね。

発注者と個人事業主や副業の方をつなぐマッチングサービスなどを活用する企業も増えてますし、SNSなどを活用して個人でもアプローチすることが可能になっており、仕事を請け負う側は機会と共に競合も増えている状況でしょう。

そこで今回は、新しいスキルや知識を身に付けたり自身のスキルの証明にもなるおすすめのWeb系の資格をご紹介していきます。

資格をとるメリット

Web関係のお仕事は士業のように免許などがないとできないものはほとんどなく、誰でも仕事を請け負うこと自体は可能です。それでも資格を取得しておいた方がよい理由は、資格取得のための勉強によって知識や技術を身につけることができるからです。

フリーランスは技術がなければ仕事をとることができないため、しっかりと勉強しておくことは重要です。その上、資格を取得していれば顧客に対して何ができるのかを示すことができるので、より高い単価の仕事を請け負いやすくなるというメリットもあります。

フリーランスにおすすめのWeb系資格

ではここからは、ぜひおすすめしたいWeb系の資格についてご紹介していきます。

ウェブ解析士

ウェブ解析士とは、ウェブマーケティングの基盤となるウェブ解析に必要な能力を身につけることができる資格です。2022年時点で45,000名超の方が受講していることから、人気が高いことが分かります。

ウェブ解析士を持っていれば、アクセス解析だけでなく、マーケティングのコンサルティングや広告運用などさまざまな業務を受託しやすくなると言われています。ウェブ解析士の合格率は57%となっており、試験にはテキストと電卓の持ち込みも可能となっているので、きちんと準備をすれば比較的合格しやすい資格だと言えます。またよりレベルの高い上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターという資格を目指すこともできます。

Webアナリスト検定

Webアナリスト検定とは、Googleアナリティクスを用いた分析を体系的に学ぶことができる資格です。日本ではまだ認知度が低いWEBアナリストという職業ですが、Webサイトの質を高めるための重要な業務を担っているため、今後は需要が高まると言われています。

Webアナリスト検定は4択式の問題となっていますし、合格率は80%と高い数値になっています。Webマーケティングに関する問題が多いため、普段自分でサイトやYouTube等で集客をするために分析を行う方であれば、知っている内容も多く出題されるでしょう。全くWebの知識がない方であれば、一定時間勉強を行う必要があります。

ITパスポート試験

ITパスポート試験とは、社会人が覚えておくべきITの知識を身につけることができる国家試験です。大手企業での取得を推奨していることから、ITパスポートを取得していることによって信頼度を高めることができると言えます。ITパスポート試験の全体の合格率は50%前後となっており、社会人は60.6%となっています。

ITパスポートの試験では、経営戦略や経営管理に関する問題が多く出題されます。普段からマーケティングやシステム監査を行っている方であれば、既存の知識で対応できる問題もある程度あると思いますが、経験や知識がない方はしっかりと勉強する必要があります。

ITコーディネータ

ITコーディネータとは、経営的な視点でITの活用や効果を考え、現状の問題を解決できるようになることを目的として作られた資格です。その設立は最近ですが、すでに約6,500名の方が取得している理由としては、経済産業省の推進資格となっていることが挙げられます。

より信頼度が高いため、人気がある資格のひとつだと言えます。令和3年のITコーディネータの合格率は65.7%と高い数値となっていまが、経営とITの両方に精通していることが求められるので、経験がない方はどちらもしっかりと勉強する必要があるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験とは、ITの知識を幅広く身につけることができる資格となっているため、IT業界に身をおく人にはおすすめです。ITパスポートの上位互換となっており、難易度が上がることから合格率は25%となっています。試験範囲が広いため、しっかりと学習する必要があります。

応用情報技術者

応用情報技術者とは、ITエンジニアとして応用的な知識や技術を有することが証明される資格です。経済産業大臣が認定する国家資格で、ITパスポート・基本技術者試験の上位互換と言われています。応用情報技術者の合格率は26.1%となっています。高度な専門知識が求められる資格となっていますし、記述式の問題も出題されるので、試験前にはしっかりとした準備が必要でしょう。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定とは、WEBサイトを制作する上で必要となる知識な技能、実務能力を問う試験です。実技試験と学科試験がある点が特徴です。合格率は3級が60~70%、2級が30~40%、1級が10~20%となっており、徐々に難易度が高まっています。実技試験もあることから、より技術の信頼性を高く証明できる資格と言えるでしょう。

GAIQ(Googleアナリティクス個人資格)

GAIQ(Googleアナリティクス個人資格)とは、Googleが提供するデータ解析ツール「Googleアナリティクス」の技能や知識を証明する資格です。Googleアナリティクスを利用する企業は多いため、Webマーケティングを生業にしている方は持っておきたい資格と言えるでしょう。GAIQ(Googleアナリティクス個人資格)はいつでも無料で受験することができるので、手軽に取得することが可能です。

比較表・まとめ

資格名階級受験費用その他費用開催頻度試験時間問題の方式合格率
ウェブ解析士17600円公式テキスト:4,400円
講座費用:11,000円
月2~10回程度60分4択問題約57%
Webアナリスト検定26,400円月2~3回程度講座5時間+試験80分4択問題約80%
ITパスポート試験5,700円
(2022年4月から7500円)
月1~5回程度120分4択問題約50%
ITコーディネータ19,800円年3回120分記述・選択約65%
基本情報技術者試験5,700円 (2022年4月から7,500円)年2回300分多肢選択約25%
応用情報技術者7,500円年2回300分多肢選択・記述式約26%
ウェブデザイン技能検定1級学科:7,000円
実技:25,000円
年2回学科:90分
実技:180分
ペーパー実技:60分
マーク・課題選択約60~70%
2級学科:6,000円
実技(35歳未満):7,000円
実技(35歳以上):12,500円
年4回学科:60分
実技:120分
マーク・課題選択約30~40%
3級学科:5,000円
実技(35歳未満):3,000円
実技(35歳以上):5,000円
年4回学科:45分
実技:60分
マーク・課題選択約10~20%
GAIQ無料いつでも可能90分選択

Web系の資格はたくさんあり、取得しておくことによって自分の技術や能力を証明することが可能となりますので、Web系の事業でフリーランスとして活動している方は、今回紹介した資格を取得してスキルアップや案件獲得のために活用してみてはいかがでしょうか?

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freenote編集部

Webフリーランスに役立つ情報を発信するメディア「freenote」編集部です。仕事に役立つナレッジや情報。経営や営業に関する情報などさまざまなジャンルの記事を発信していきます。