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Web系フリーランスにおすすめのビジネス関連資格7選

2022.03.07

freenote編集部

Web関連で独立したフリーランスの方の場合、自分の事業以外にも幅広くクライアントの問題点を解決する知識を保有しておくことが必要となります。しかし、何からどう学べばいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、Web系フリーランスの方におすすめのビジネス関連の資格についてご紹介していきます。

ビジネス系のおすすめの資格

では、ビジネス系の資格の中でフリーランスにおすすめなのはどのような資格なのでしょうか?

中小企業診断士

中小企業診断士とは、中小企業の経営課題を解決するための助言を行うことができる資格です。企業がより成長できるような戦略の策定に関する専門的なアドバイスをすることができるので、保有しておくとさまざまな視点からクライアントをサポートすることができるでしょう。中小企業診断士の合格率は36.4%となっている上に、7科目という多くの科目が用意されているため、しっかりと勉強しておく必要があります。

MBA(経営学修士)

MBA(経営学修士)とは、経営学の大学院修士課程を修了すると授与される学位です。資格と思われていることも多くありますが、正確には学位となっています。MBA(経営学修士)は実務家を対象とし、企業を成長させるような経営を行うことができるように用意されている学位で、現在では仕事をしながら通える場所も増えてきているので、社会人でも取得できるでしょう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは、税金や投資、住宅ローンなどさまざまなお金に関する知識を身につけることができる資格です。ファイナンシャルプランナーは知名度も高く、ビジネスシーンでも高く評価されることが多いため、ぜひ取得しておきたい資格と言えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーの合格率は3級の学科が約83%・実技が約76%、2級の学科が約55%・実技が約66%、1級は約97%となっています。クライアントへの提案だけでなく、自身の財務や資金繰りにも役立ちます。

行政書士

行政書士とは、国や地方自治体に提出する書類作成や許可申請の代理を行うことができる資格です。その業務内容から最も身近な法律家と言われることもあります。行政書士は法律系資格の登竜門と言われており、独立開業にも適した資格なので、ぜひ取得しておくといいでしょう。合格率が10%前後となっているので、2~3年かけて受験する方が多いです。

PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)

PMPとは、プロジェクトマネジメント能力があることを証明することができる国際資格です。業種を問わずに活かすことができ、世界共通となっていることから、信頼度も高くてフリーランスにおすすめの資格です。

出願書類を英語で書かないといけない点や受験資格として3年〜の実務経験が必要など少しハードルは高いですが、入札案件ではPMPの保有を必須としたものもありますので、保有しておく価値は高いと言えます。

販売士

販売士とは、商工会議所が運営する経営やマーケティングに関する知識を身につけていることが証明できる資格です。特に流通や小売業に関する知識を有するので、このような業種に関わっている方は取得しておきたい資格でしょう。販売士の合格率は2・3級が50~60%、1級が20%となっていますので、最初は難易度の低い級から受験することをおすすめします。

社会保険労務士

社会保険労務士とは、社会保険労務士法に基づいた国家資格で、企業における労働環境や社会保険、年金等の問題を解決する人材となっています。この資格を持っていれば、業種に関係なくクライアントのさまざまな業務のサポートを行うことができるでしょう。

社会保険労務士の試験は午前中に8科目、午後に7科目とかなり多い科目を受けなければいけないので、スピード感と体力がどちらも必要になる難しい試験です。そのため、合格率も6.4%とかなり低くなっているため、しっかりとした準備が必要です。

ビジネス関連の資格を取得するもう一つのメリット

資格取得するメリットとしては取得のために専門的な知識やスキルがつくことや、それを証明してくれることがありますがもうひとつのメリットしては新たなコミュニティができることがあります。

取得後に資格保有者のみが入れるものや一緒に資格取得を目指した同期などのつながりができるものも大きなメリットです、特にビジネス系の資格はWeb業界以外の人も多いので、普段の仕事では出会えないような業界や職種の方と出会うことができます。さらに同業でないことからWebに関する相談を受けたりする機会も多く、実際の仕事につながるケースもあります。

まとめ

資格名階級受験費用開催頻度目安学習時間合格率その他
中小企業診断士1次試験:13,000円
2次試験:17,200円
年1回約800~1000時間約36%保有資格によって科目の一部免除あり
MBA(経営学修士)学費:300~500万程度年1〜2回約400時間
ファイナンシャルプランナー1級20,000円年1回約600時間約97%
2級8,700円
(学科:4,200円/実技4,500円)
年3回約150~300時間学科:約55%
実技:約66%
3級6,000円
(学科:3,000円/実技3,000円)
年3回約80~150時間学科:約83%
実技:約76%
行政書士7,000円年1回約800~1000時間約10%保有資格によって試験免除あり
PMPPMI会員:405ドル
非会員:555ドル
随時約100時間PMI公式研修の履修が必要
販売士1級7,850円随時約50~120時間約20%
2級5,770円随時約50~120時間約50~60%
3級4,200円随時約1か月約50~60%
社会保険労務士15,000円随時約800~1000時間約6%実務経験によって科目免除あり

ビジネス系の資格はさまざまあり、新しい知識やスキルをつけられることはもちろんですが、新しい人脈ができたり、Webの知識と掛け合わせることで競合との差別化をすることもできたりとフリーランスにとっては、多くのメリットがありますので何か自身の事業にプラスになる資格がないか検討してみてはいかがでしょうか?

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freenote編集部

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