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インターネットを利用して仕事をする職業が増えている現代では「Web系フリーランス」と呼ばれるフリーランサー人口が増えています。
Web系フリーランスは、自分の持っているスキルに加えて、パソコンなど少ない設備投資で仕事ができるため、人気の高い職種です。今回は、Web系フリーランスの種類や職種別に必要なスキルを解説していきましょう。
Web系フリーランスにはどんな種類がある?
Web系フリーランスの種類は、大きな系統に分けると以下の4種類に分けられます。
種類 | 職種例 |
---|---|
クリエイティブ系 | Webデザイナー Webライター 動画編集者 フォトグラファー |
コンサルティング系 | Webマーケター Webコンサルタント |
エンジニア系 | システムエンジニア(SE) Webエンジニア アプリエンジニア プログラマー |
コンテンツメディア系 | YouTuber ブロガー |
クリエイティブ系は、動画やイラスト文章などの作品を生み出す職種です。コンサルティング系は、ホームページやSNSなどの運用方法をコンサルティングして、集客やアクセスに繋げます。エンジニア系のフリーランスは、プログラミングなどの専門的なスキルが必要な職種です。コンテンツメディア系は、動画や記事の執筆によって自分でコンテンツを作り上げ、アクセスを集めて広告収入やコンテンツ販売などに繋げる業種です。
今回ご紹介した職種は、Web系フリーランスの職種のほんの一部で、他にもさまざまな職種があります。例を挙げるとキリがないので、ここでは割愛しますが現在ではWeb系フリーランスを本業として生計を立てている人も少なくありません。
ランサーズ、『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』によると、2022年現在のフリーランス人口は1,577万人です。
調査を開始した2015年と比較すると、68.3%(640万人)も増加しています。また、フリーランサーのうちオンラインのみで仕事を完結した人の割合は53.2%でした。
今後もWeb系フリーランスの人口は、さらに増加していくと予想されるでしょう。
Web系フリーランスの多い職種と必要なスキル
Web系フリーランスで多い職種には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、Web系フリーランスの代表的な職種と仕事内容、必要なスキルについてみていきましょう。
Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトのデザインやレイアウトなどを担当します。その他にも、サイト全体のイメージを左右するロゴやビジュアルの制作なども手掛けます。
Webマーケター
Webマーケターとは、Web上で商品やサービスが売れる仕組みを企画・運営する人のことです。各種分析を行い、PDCAをまわしならが、売上アップに繋げていきます。
Webマーケターには、コンバージョン率やPVなどのデータを読み解く分析力をはじめ、売上アップのための戦略や施策を検討する力が求められています。
Webライター、ブロガー
Webライターやブロガーは、文章を書いてコンテンツを作り上げる仕事です。Webライターはクライアントから依頼されたコンテンツを作成します。一方で、ブロガーは自分の趣味嗜好を発信し、広告やアクセス数で収益を得ます。
どちらも文章を主体とした仕事ですが、収入源が異なることを把握しておきましょう。Webライターやブロガーに必要なスキルは、ライティング能力や検索上位に表示させるためのSEOスキルです。
Webエンジニア
Webエンジニアとは、プログラミング言語を使ってWebサイトやアプリを開発する職種です。Webエンジニアは、フロントエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられます。
フロントエンジニアとは、主にユーザーインターフェイスと言われるユーザーが直接操作をする部分での処理や機能を開発するエンジニアのことです。一方で、バックエンドエンジニアとはサーバー側のプログラムの開発・保守・運用を担当します。
Webエンジニアに必要なスキルは、プログラミング言語やデータベースの知識全般に加え、サーバーなどのインフラに関するスキルなどです。
インフルエンサー
インフルエンサーとは「influence」という英語が語源で、世間に大きな影響力のある人のことを指します。現代では、InstagramやTikTok、YouTubeなどさまざまなSNSでインフルエンサーが活躍しています。
インフルエンサーの主な収入源は、商品やサービスを宣伝してスポンサーからもらう広告費です。また、自身がプロデュースした商品やコンテンツの売り上げなどがあります。他にも、フォロワーの増やし方や運用の仕方を教えるコンサルタント業を依頼される場合もあるでしょう。
インフルエンサーに必要なスキルは、発信し続ける継続力や時代を捉えて求められている情報を発見する力などが求められます。
Webディレクター
Webディレクターとは、Web上におけるプロジェクトの監督・指揮・管轄する仕事です。Webディレクターの主な業務は、プロジェクトメンバーのスケジュール管理やコンテンツの品質チェックなど多岐に渡ります。また、Webディレクターは企画や予算の提案などプランナー的な役割も担う場合があります。
Webディレクターに求められるスキルは、プロジェクトをスムーズに進行させるためのマネジメント能力やクライアントのニーズに沿ったプレゼンテーションスキルです。
まとめ
今回は、代表的なWeb系フリーランスの種類をご紹介しました。Web業界は、フリーランスとして活躍しやすいフィールドですが、それぞれの職種に合ったスキルが必要です。
Web系フリーランスを目指したいという方は、さらにその職種について知ることから始めてみてはいかがでしょうか?
この記事を書いた人
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freenote編集部
Webフリーランスに役立つ情報を発信するメディア「freenote」編集部です。仕事に役立つナレッジや情報。経営や営業に関する情報などさまざまなジャンルの記事を発信していきます。