freenote.work Webフリーランスのためのお役立ちメディア

SHARE

industry


女性フリーランス必見!困ったときの悩み解消テクニック【5選】

2022.12.02

リンキープス

女性がフリーランスになると、「家事・子育てと両立できない…」「生理休暇や産休がなくて不安…」などの悩みが出てきます。相談しようと思っても同じ立場の人がいなくて、孤立を感じることも…。ある意味フリーランスのデメリットだとも言えるかもしれません。

しかし、フリーランスであるメリットを活かし、ほんの少し工夫するだけで、グッと楽に働けるようになります。そこで今回は「今まさに困っている女性」や「これから独立したい女性」に向けて、よくある悩みと解決策を紹介します。

家事・子育てとの両立が難しい

フリーランスは会社員と比べて比較的自由に働けます。そのため「家事や子育てと両立できそう」と思われがちですが、実際はかなり大変です。

営業・取引先との打ち合わせ・経費計算ができるのは、子どもが寝ている間など限られた時間になります。家事・育児と仕事を両立するには、まわりのサポートが不可欠です。

解決策:保育園以外の託児サービスを利用する

子どもが保育園や学校に行っている間なら仕事に集中できます。土日や夜に仕事が入ってどうしても保育園を利用できないときは、保育園以外の託児サービスを利用しましょう。

一時保育やベビーシッター・ファミリーサポートは半日や数時間といった単発で依頼可能です。ただし、当日に依頼しても対応してもらえないケースもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。

解決策:家族の協力を得る

一昔前は「男性は仕事、女性は家事・育児」という時代でしたが、今は男女の区別がなくなりつつあります。「私ばかり…」と悩んでいるなら、まずはパートナーに家事分担を相談しましょう。両親・義両親に頼り、悩みを打ち明けてみるのもひとつの手です。

解決策:家事をアウトソースする

3時間で7,000〜14,000円程度と割高ですが、家事代行サービスを利用して、家事をアウトソースするのも手です。

忙しいフリーランスの女性や共働きの家庭では、家事に割くことができる時間が限られています。そのような状況で家事代行サービスを利用すれば、プロによる高品質なサービスを受けることができる上、自分の時間を有効に活用することができます。

また、「料理代行」や「洗濯代行」など、特定の家事だけをアウトソースすることも可能です。これにより、自分の得意でない部分や、時間がかかる家事を委託することで、生活のクオリティを高めることが期待できます。

参考)家事代行サービス

生理休暇や産休がない

会社に勤めていると生理休暇や産休制度が受けられます。休んでいてもお給料が発生するのは助かりますよね。フリーランスの場合、このような制度がないため「つらくても働かなくちゃ」と思いがち。ここでは、体調関連のポイントをまとめました。

解決策:ピルを処方してもらう

仕事に支障が出るほど体調が悪くなるなら、PMS(月経前症候群)や月経困難症かもしれません。

  • 情緒不安定になる
  • 頭痛が重くなる
  • 寝込んでしまうほどお腹が痛い
  • 吐き気・食欲不振

このような症状に当てはまる場合は婦人科を受診しましょう。

PMSや月経困難症にはピルが有効と言われているので、医療機関に相談してみてくださいね。

解決策:産休・育休支援制度を利用する

フリーランスは会社の制度は利用できませんが、以下のような国の産休・育休支援制度は受けられます。

  • 出産育児一時金:子ども一人に対して原則42万円がもらえる
  • 国民年金保険料の免除:出産日の前月から4ヶ月間免除となる

詳しくは以下のサイトを確認してください。

解決策:就業不能保険に加入する

生理や出産だけでなく、もしものことも考えておきましょう。フリーランスにおすすめなのが「就業不能保険」です。就業不能保険は民間の保険会社の商品で、労災保険や雇用保険の代わりのようなものです。

病気や怪我で働けなくなったときに保険金が受け取れるので収入ゼロを回避できます。事故や病気はいつ起こるか分からないため、元気なうちに調べておきましょう。

解決策:チームを作る

フリーランスだからと言ってなんでも一人でやらなければならないわけではありません。業務の一部を外部に委託し、チームを作る方法もあります。特に女性フリーランスに理解のあるチームを作ることで、手が離せない場合には多めにチームに負担してもらうこともできます。また、女性のネットワーキングができます。ただ、この際には、契約時の再委託の項目に関して確認をしておく必要があります。

相談できる人が少ない

女性フリーランスとして活動していても、なかなか同じ立場の人に出会えないと「相談したくてもできない…」と孤独を感じがちですよね。しかし、ネットを活用すれば、案外カンタンに相談できる人を見つけられるんですよ。

解決策:SNSで女性フリーランスを探す

女性フリーランスの人数は2つの調査から約727万人と推測できます。

「意外と多いかも?」と思いませんか?

実際に、Twitterで「女性 フリーランス」と検索すると多くのアカウントがヒットします。リアルでは仲間が見つからなくても、SNSならすぐにつながれますよ。

解決策:よろず支援拠点を利用する

経営の悩みは家族や友人に話しても、なかなか理解してもらえませんよね。

そんなときに活用したいのが「よろず支援拠点」です。「よろず支援拠点」は国が設置した経営相談所で、無料で話を聞いてもらえます。ひとりで悩まないで、相談してみてくださいね。

自宅の住所を知られたくない

自宅で仕事をしている場合、必要以上に自宅住所を知られたくないですよね。

契約書や請求書など住所の記載を求められるケースがありますが、特に女性の一人暮らしの場合はためらってしまうもの。そこで自宅の住所を知らせなくていい方法を紹介します。

解決策:バーチャルオフィスやコワーキングスペースを利用する

バーチャルオフィスや郵便転送サービスのあるコワーキングスペースはとても便利。事業所所在地として登録できるので、自宅住所は公開しなくても大丈夫です。

特にバーチャルオフィスは月1,000円〜と安く、とりあえず自宅住所を隠したいときにおすすめです。

解決策:来客の場合はカフェやコワーキングスペースを使う

対面での打ち合わせや商談を希望されたら、カフェやコワーキングスペースを使いましょう。

プライベートな空間で二人っきりにならずに済みますし、相手にも「来てみたら自宅だった…」という気まずい思いをさせずに済みます。

保育園を探すのが大変

子どもを保育園に預けるには条件があり、誰でもOKという訳ではありません。

困っている人から優先的に入園できる仕組みになっていて、フリーランスは残念ながら後回しになります…。ここでは、できるだけ早く子どもを預けるためのポイントを紹介します。

解決策:就労実績を作る

会社員なら勤務先に「就労証明書」を書いてもらえるため、就労時間の証拠となります。一方、フリーランスは「労働状況申告書」や「就労実績表」を自分で作る必要があります。

書類で「週5日、1日8時間以上」の就労時間を証明できれば加点となり、保育園に入りやすくなります。

解決策:認可外保育園も検討する

保育園に申し込んでも入れない場合は「認可外保育園」も検討してみましょう。認可外保育園は認可保育園よりも基準がゆるく、フリーランスのママでも入れる可能性が高いです。

認可ではできない保育・教育をモットーとしている認可外保育園もあるので、チェックしてみましょう。

解決策:役所に相談する

待機児童が多い都市部では保育園に入れないケースが多く、「どうしたらいいの?」と悩んでしまうでしょう。保育園入園の選考基準を知って、対処しましょう。

自治体のホームページや入園申し込み書類から確認できますが、市区町村の役所でも教えてくれることがあります。「なぜ保育園に入れなかったか」「どの保育園なら入れそうか」など相談してみましょう。

まとめ

今回は女性フリーランスならではの悩みと解決策を紹介しました。「子育てに時間を取られそう」「働けない時期は収入ゼロ?」といった不安は、少しの工夫で軽減されます。

女性フリーランスだからこそ活躍できる場もありますし、子どもとの時間を重視したスタイルも実現可能です。より自分らしく働くために何をすべきか、この記事を参考にしてさらに女性のキャリアを積んでくださいね。

この記事を書いた人


WRITER

リンキープス

Webライター兼編集者、開業4年目です。フリーランスとしての実体験をもとに記事を執筆しています。フリーランスを目指す人や駆け出しフリーランス、皆様の一助になれば幸いです。